太鼓や笛の音色の中、勇壮な舞を披露した舞人=佐賀市富士町の諏訪神社

道行きで鉦つきを務める男性たち=佐賀市富士町市川

諏訪神社で勇壮な舞を披露した「天衝舞浮立」の舞人=佐賀市富士町市川

力強い棒術を披露した子どもたち=佐賀市富士町の諏訪神社

華やかな着物で道行きを楽しむ子どもたち=佐賀市富士町市川

 佐賀県重要無形民俗文化財に指定されている佐賀市富士町市川の天衝舞(てんつくまい)浮立が19日、諏訪神社に奉納された。多くの住民やカメラマンらでにぎわう中、約7キロもの天衝をつけた舞人が勇壮に舞った。

 天衝舞浮立は雨乞いや豊作への感謝を込めた神事。太鼓や笛、鉦(かね)が奏でられる中、舞人が拝礼や舞をささげた。子どもたちによる棒術や笑いを誘う寸劇「にわか」もあり、地区の子どもからお年寄りまでがさまざまな役で参加していた。

 舞人は引退を宣言するまで一人で務める。今年で11年目になる友田孝弘さん(41)は「代わりのいないプレッシャーがあった。終えた時が1年で一番ほっとする瞬間」と胸をなで下ろした。

 同地区は8月豪雨などで田畑にも被害があり、水田強自治会長は「災害の多い時だから、人が集まる祭りの大切さを感じる。里帰りする人も多く、地域の気持ちが一つになる行事」と話した。

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