出場車で最も古い1925年製のブガッティ

マニア垂ぜんの1955年製ポルシェ356Aスピードスター

虹の松原で唐津市の山口哲生さん所有のトヨタ2000GTを撮影

 欧米のクラシックカーが4日間をかけて九州7県約1千キロを走破する「ラリーニッポンin九州」が23日、鹿児島市をスタートする。最終日26日の昼食・休憩タイムとなる唐津市では中央商店街を歩行者天国にし、参加した名車61台が通りに並ぶ。カーマニアならずとも心躍る青空展示会となる。

 ラリーは毎年国内外で開催され、参加条件は1974年12月以前に製造された車。最も新しくても45年の歴史を持ち、今回は1925年製イタリア・ブガッティ、29年製イギリス・ベントレーなどビンテージカーと言われる名車をはじめ61台がエントリーする。

 日本の文化遺産を内外に発信する狙いもあり、23日は鹿児島市の島津家別邸「仙厳園」そばから出発し、修復中の熊本城にも立ち寄る。26日は長崎市を出て、午前9時40分ごろ、祐徳稲荷神社付近を通過し、武雄市を経て11時半ごろ、先頭車が唐津市に到着する予定。

 中央商店街では順番に車を並べ、オーナーらが休憩する間、公開する。午後0時45分に再スタートし、虹の松原を通ってゴールの福岡市に向かう。中央商店街は唐津観光協会と実行委員会をつくり、主催する一般社団法人「ラリーニッポン」(横浜市)と連携し、受け入れ準備を進めてきた。

 唐津は1960年代の日本を代表する名車「トヨタ2000GT」をデザインした野崎喩(さとる)さんの出身地でもあり、市内の会社会長山口哲生さん(64)が所有する2000GTを近くの旧唐津銀行で展示する。各地のクラシックカーイベントに参加する山口さんは「車にはその国の国民性があり、人間が生み出した芸術品である車の魅力をじかに感じてほしい」と話す。

 問い合わせは唐津観光協会、電話0955(72)4963。

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