料理の楽しみ方や健康との関係などを話すコウケンテツさん=佐賀市文化会館

 佐賀新聞社のメンバーズクラブ「Begin(びぎん)」の本年度第2回講座が20日、佐賀市文化会館で開かれた。料理研究家でテレビ番組に出演しているコウケンテツさんが講演し、食を通じた健康づくりや手軽な家庭料理のコツなどを分かりやすく解説した。ユーモアを交えた軽妙な語り口に、約1100人が訪れた会場は笑いに包まれた。

 コウさんは、愛知県は健康寿命が全国上位の一方で野菜摂取量は少ない特徴を挙げながら「健康には、ごはんを中心にしっかり食べて、ストレスなく楽しく過ごすことが大事」と指摘。ショウガやトマト、タマネギなど代謝を上げる食材を料理に加えるのが健康に良いこともアドバイスした。

 自身の子どもが手作りの離乳食をなかなか食べなかった経験や、小学生になってからは家庭で野菜を嫌うのに、給食では食べていることも紹介し「親は子どものためを思って無理に食べさせようとするが、好き嫌いは気にしなくていい」と呼び掛けた。

 日本は海外と比べ、家庭で女性が家事を負担する割合が高く、多様な種類の料理を作ることが求められている状況も示し、改善の必要性を強調した。家庭の料理のメニューは少ない一方で、家族が楽しく食事をするフランスやデンマークの事例を引き合いに「何を食べるかではなく、誰とどのように食べるかが大事。食卓を囲んで、みんなで居心地の良い雰囲気をつくるのが望ましい」と語った。(後日、インタビューを掲載)

〈協賛社〉江頭仏壇店、佐賀銀行、佐賀ダイハツ販売、JTB佐賀支店、ニューポーン、ホテルニューオータニ佐賀、ミサワホーム佐賀、ミズ溝上薬局、メガネのヨネザワ(50音順)

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