マニュアルの内容について話し合う委員ら=佐賀市のアバンセ

 災害時の避難所運営に男女共同参画の視点を取り入れたマニュアルの作成委員会が15日、佐賀市のアバンセで開かれた。プライバシー保護や乳幼児、LGBT(性的少数者)といった避難者の多様性への配慮など、マニュアルに盛り込む内容について防災専門家らが意見を出し合った。

 5月に開かれた第1回委員会の議論を踏まえて作成した手引案を基に議論。LGBT支援団体関係者の委員の健崎まひろさんは、避難者カードの性別欄について「自認する性別を決められない人、決めたくない人もいる。記入を任意にするなどの対応はできないか」と指摘した。市町統一様式の避難者カード作成を検討する県の担当者は「性別欄は男、女に丸を付けるか括弧内に自由記載できるようにする」と述べた。

 佐賀豪雨で避難所運営を担った武雄市の担当者は、部屋割りや間仕切り設置などについて報告した。マニュアルはアバンセが本年度、作成に取り組み、市町などにデータを提供する。

このエントリーをはてなブックマークに追加