不正軽油ではないか、軽油を採取する調査員=神埼市神埼町

 佐賀県は16日、神埼市の姉川検量所で、路上軽油抜き取り調査を行った。国道34号を走るトラックなどを停車させて燃料を抜き取り、重油や灯油が混ざっていないかを調べた。

 軽油取引税の脱税や排出ガスなど環境汚染を防ぐため、全国一斉で抜き打ち調査を行い、不正軽油使用の撲滅を目指している。今回は、35道府県94カ所の主要幹線道路などで実施した。

 調査では、貨物トラックなどの車両から400ミリリットルの軽油を採取し、車両のナンバーや給油先などをドライバーに聞き取った。38台を調査し、持ち帰って簡易分析をした結果、不正の疑いがあるケースはなかった。

 軽油取引税は、軽油の購入者が納める県税で、税率は1リットル当たり32・1円。昨年度の税収は約93億円で、収入の10・4%を占める。県の不正軽油の調査で異常があったのは2014年に1件で、以降は0件となっている。

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