相知くんちで巡行する高さ10メートルの大山笠=唐津市相知町

相知くんちで巡行する高さ10メートルの大山笠=唐津市相知町

相知くんちで巡行する高さ10メートルの大山笠=唐津市相知町

 唐津市相知町の熊野神社の秋季例大祭「相知くんち」が19日、始まった。約100年ぶりに復活した高さ10メートルの大山笠が勇壮に巡行した。前日の宵山笠巡行は悪天候で中止となったが、曳き子たちが威勢の良い掛け声で大山笠が練り歩くと、辺りは熱気に包まれた。

 今年は神社前から市民センターまでの200メートル区間で電柱の新設や立て替えなどでかさ上げされ、明治・大正期まであった大山笠が巡行できるようになった。

 飾り付けの表は元寇での松浦党の奮戦を題材にした相知小太郎比(くらぶ)、見送りは幡随院長兵衛や見帰りの滝など地元にちなんだ。約120人が一丸となって大山笠を曳き、巡行後は記念のもちまきもあった。総取締の鶴田直さん(60)は「新たな伝統の一歩になれば」と笑顔で話していた。

 御神輿行列、唐津藩の大名行列を模した市重要無形民俗文化財の羽熊(はぐま)行列、稚児行列なども行われた。くんちは20日までで、大山笠は午前10時、午後0時50分、午後7時15分からの3回巡行する。

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