佐賀市は18日、川副町の世界文化遺産「三重津海軍所跡」のドライドック(乾船渠(かんせんきょ))周辺の地下水の調査を初めて実施することを決めた。水位や酸化状況を調べ、ドックの劣化防止策に取り組む。

 「三重津海軍所跡保存整備指導委員会」で承認された。市によると、ドライドックは、木組み部分が地下水に漬かった状態だと腐敗しにくいという。

 ドライドックの中央部と駐車場付近の2カ所に計測器を設置し、年明けから水位や水質のデータを集める。2021~22年度にデータを解析した後、地下水をドック周辺に集めるなどの対策をとる見通し。

 遺跡保護を目的にした駐車場移転は、11月から佐野常民記念館北側の新駐車場の暫定的な使用を始める。20年に本格的な工事を行い、同年7月に移転する。

このエントリーをはてなブックマークに追加