詩誌「立夏」創刊号の表紙

詩誌「立夏」を創刊した、右から代表の桑田窓さん、上原和恵さん、大月みやさん=佐賀新聞社

 県内の日本詩人クラブ会員・会友5人が、新たな詩誌「立夏(りっか)」を創刊した。代表の桑田窓(そう)さん(49)=佐賀市=は「地域の交流と中央のつながりを両立し、地方と中央の架け橋になりたい」と意気込みを語る。

 大月みやさん(同市)、上原和恵さん(同市)、岡本なお美さん(鳥栖市)、桜川京子さん(佐賀市)ら30代から70代のメンバーが集まり、詩に漫画やショートストーリーを取り混ぜて編集した。全国の詩人や詩誌に送付し、「他にはない構成」「若々しく新鮮」などの声が届いている。

 桑田さんは1998年から佐賀新聞の読者文芸欄や県文学賞に投稿し、年間賞や一席を獲得。2016年から日本詩人クラブと日本現代詩人会に所属している。昨年10月に刊行した詩集「メランコリック」(思潮社刊)が第29回日本詩人クラブ新人賞の最終候補に残るなど、中央詩壇でも存在感を発揮する。

 中央の組織に参加することで全国の詩人や詩誌の活動、賞の存在を知り、刺激を受けた。「地元で活動し詩を盛り上げることと、外の風を取り入れ幅を広げること、両方が大事」と強調する。

 若い世代にも詩の交流で世界を広げてほしいと、県内の高校文芸部にも詩誌を送付した。大月さんは「佐賀にも複数の詩誌や詩の賞がある。それらに挑戦するきっかけになれば」と語る。

 ▼A5版54ページ、税別500円。今後は年に1回5月に発行する。問い合わせは宮木印刷、電話0952(31)0742。

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