避難所の運営について女性の視点から講演した池田恵子教授=唐津市の呼子公民館

女性の視点から避難所について考える講演会=唐津市の呼子公民館

 大雨や地震など災害時に設けられる避難所について女性の視点から考える講演会が14日、唐津市呼子町の呼子公民館で開かれた。静岡大教育学部教授・防災総合センター兼任教員の池田恵子さんが講師を務め、多種多様な人が身を寄せる避難所では「男性はもちろん、女性もリーダーシップを発揮すべき」と訴えた。

 8月末に県内を襲った豪雨など近年増加する災害に備えようと、佐賀県地域婦人連絡協議会が主催し、県内から約100人が参加した。避難所の責任者は男性が多く、池田さんは「避難所では女性用品や下着が不足したり、セクハラなどが発生したりしても声を上げにくい」と指摘した。

 さらに避難所では女性の業務は炊き出しが主になる傾向で、責任者になることは少ないとして「リーダーシップのある女性が避難所の運営に参加すれば、救える命が増える。ぜひ先頭に立ってほしい」と呼び掛けた。

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