避難訓練でバスに乗り込む園児ら=神埼市の仁比山保育園

大雨を題材にした紙芝居を聞く園児ら=神埼市のトヨタ紡織九州クレインアリーナ

避難訓練で、バスから降りて避難所となる体育館へ入る園児ら=神埼市のトヨタ紡織九州クレインアリーナ

 大雨災害に備え、神埼市の仁比山保育園が16日、園外への避難訓練を行った。園児60人が、避難所となるトヨタ紡織九州の体育館にバスで向かい、避難の手順などを確認。防災への意識を高めた。

 同社職員や神埼署も協力した。訓練は、大雨で近くを流れる城原川が危険水位に達したという想定。避難の放送が流れると、園児らはトイレを済ませ、荷物を持って集合し、市のバスで体育館へ移動した。避難先では、大雨時の川の危険性について描かれた紙芝居を聞いたり、非常食の乾パンを食べたりした。

 年長の中原碧威(あおい)ちゃんは「先生のお話をちゃんと聞けた」と得意げで、内藤りたちゃんは「(大雨になったら)すぐ逃げる。川にも近づかない」と話した。

 園は昨年7月の豪雨時、同体育館にバスで避難した経験がある。藏戸寛子園長は「平時に一度来ておくと、災害時に子どもたちが安心できるし、トイレなど設備の確認もできる」と話し、「行政などと情報交換して連携を取り、早めに避難と保護者への安全な引き渡しをしていきたい」と気を引き締めた。

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