九州新幹線長崎ルートの未着工区間(新鳥栖-武雄温泉)を巡り、佐賀県の山口祥義知事と赤羽一嘉国土交通相が28日に東京・霞が関の国交省で会談する方向で調整していることが分かった。整備方式に関して議論する佐賀、長崎両県、JR九州、国交省による4者協議が実現に向けて動き出すかどうか、この会談が鍵を握るとみられる。

 赤羽氏は9月11日の国交相就任会見で、山口知事との会談を希望した。知事も「直接会い、思いをしっかり伝えたい」と応じる姿勢を見せていた。会談は知事が出張で上京するタイミングに合わせて調整しているが、赤羽氏の国会対応次第で変更される可能性もある。事務方を同席させず、1対1で話すとみられる。

 国交省は、フル規格で整備する方針を示した与党プロジェクトチーム(PT)から4者協議を開くよう求められているが、知事は「さまざまな整備方式の選択肢について、時間をかけてゼロベースから議論すべき」とし、フル規格前提の協議には応じない姿勢を示している。

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