台風19号の被災地に向かうため、飛行機に乗り込む医師ら=13日午前、佐賀市川副町の佐賀空港

 台風19号の被害を受け、佐賀県内からは13日、「空飛ぶ医師団」が被災地の一つ、長野県に向かった。九州電力は関東地方の停電の解消を目指し、高圧発電機車などの派遣を始めた。

 災害支援NPO「アジアパシフィックアライアンス・ジャパン」(佐賀市、大西健丞代表)は午前、所有する飛行機で、佐賀大医学部高度救急救命センターの救急救命医とともに佐賀空港から出発した。着陸許可が出た富山空港で広島のチームと合流、ヘリコプターなどで長野県を目指した。

 長野市で医療のニーズを把握する。救助に加え、医師が不足している地域の支援や、被災した病院や福祉施設での高齢者ケアを想定している。佐賀大の松岡綾華医師は出発前「しっかり取り組みたい」と述べた。

 九州電力は停電の早期解消に向け、高圧発電機車など車両164台と社員324人を順次派遣している。

 台風19号は、佐賀県内の交通機関にも影響を及ぼし、佐賀空港事務所によると、羽田便が始発から午後3時5分の佐賀着までの6便が欠航した。成田便や国際線は運航し、JR九州も始発から運行した。

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