DPATの必要性や県内の運営などについて学んだ研修会=吉野ヶ里町の肥前精神医療センター

 被災地での精神科医療などを支援する専門チーム「県災害派遣精神医療チーム(DPAT)」の人材育成を目的とした研修会が12、13の両日、吉野ヶ里町の肥前精神医療センターで開かれた。県内外の精神科医療機関の医師や看護師などが参加し、DPATの活動内容や必要性を学んだ。

 研修会は、県内外における自然災害や列車事故などの大規模災害が発生した際に、被災地で精神科医療や精神保健活動の支援を行うことができる人材養成を目的に、2015年度から実施している。

 DPATは2011年3月の東日本大震災での教訓を生かして発足し、佐賀県のDPATは16年4月の熊本地震に派遣された。今年8月に県内を襲った記録的な豪雨被害では、4日間で延べ20人ほどが武雄市で活動。県内での派遣活動は初めてだったという。

 12日の研修会では「被災地での精神医療支援活動を適切に行えること」などDPATの意義を確認した。

 県内のDPAT運営についても紹介され、8月の豪雨災害に当てはめて活動マニュアルを説明した担当者は「マニュアルを改善すべきという議論をしている。(被災地に)行って空振りになるかもしれないが、行って協力することが大事」と話していた。

 

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