旧富士南小グラウンドで開かれた南部保育園移転工事の安全祈願際=佐賀市富士町

 佐賀市富士町の南部保育園の移設工事の安全祈願祭が11日、佐賀市富士町の旧富士南小グラウンドで開かれた。地元住民が跡地利用として提案していた移設で、自治会や関係者ら約20人が完成を祈った。

 同跡地を巡っては、2年前にアルミ製農業用資材製造の企業に売却が決まっていた。だが、地元自治会が「住民が利用できる形の活用を」と反対の声を上げ、市へ要望書を提出。自治会は老朽化していた南部保育園の移設を提案し、昨年8月に同保育園を運営する富士福祉会への払い下げが決まった。

 鉄骨平屋建てで、建築面積は873平方メートル。定員70人で、来年3月の移転を目指す。富士町内には南部と北部保育園があり、同町や大和町の子どもたちが入園している。同会の吉浦利清理事長は「移転用地で多くの課題に悩んだ。この日を迎えられて感激している」とあいさつした。

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