10月(がつ)9日(にち)の「トラックの日(ひ)」に合(あ)わせて「第(だい)24回(かい)『トラックの日』絵画(かいが)コンクール」(佐賀県トラック協会(きょうかい)主催(しゅさい))がありました。今年(ことし)は過去(かこ)最多(さいた)の7338点(てん)の応募(おうぼ)があり、各(かく)学年(がくねん)1人ずつ最優秀賞(さいゆうしゅうしょう)が選(えら)ばれました。入賞(にゅうしょう)作品(さくひん)は14日まで、佐賀市天神(てんじん)の佐賀新聞社(しんぶんしゃ)ギャラリーで展示(てんじ)しています。
 受賞(じゅしょう)した6人の喜(よろこ)びの声(こえ)を紹介(しょうかい)します。


■「さめがた水中トラック」

鹿島小3年 末次(すえつぐ)郁斗(いくと)君

末次郁斗郁斗さんの作品「さめがた水中トラック」
鹿島小3年の末次郁斗くん

 絵(え)を描(か)くこと、工作(こうさく)が好(す)きです。今年(ことし)は、少(すこ)し変(か)わった絵にしたいなと思(おも)って「泳(およ)げて走(はし)れる夢(ゆめ)のサメトラック」にしました。人(ひと)を乗(の)せて深(ふか)い海(うみ)を泳ぎ、海の中(なか)を見(み)ることができる面白(おもしろ)さを伝(つた)えたかったです。黒(くろ)く塗(ぬ)った上(うえ)から割(わ)り箸(ばし)で描く工夫(くふう)もしました。

=審査講評= たくさんの楽(たの)しそうな人(ひと)たちを乗(の)せて、サメ型(がた)のトラックが海(うみ)の中(なか)を泳(およ)いでいる様子(ようす)を描(えが)いた作品(さくひん)だと思(おも)います。見(み)た瞬間(しゅんかん)にすごい迫力(はくりょく)を感(かん)じ、熱心(ねっしん)に集中(しゅうちゅう)して絵(え)を仕上(しあ)げていった様子が伝(つた)わってきました。重色(じゅうしょく)という、色(いろ)を重(かさ)ねて削(けず)る技法(ぎほう)を巧(たく)みに取(と)り入(い)れ、海を上手(じょうず)に表現(ひょうげん)できていると思います。登場人物(とうじょうじんぶつ)は皆(みんな)明(あか)るい表情(ひょうじょう)で、トラックで楽しい旅(たび)ができているのだなと感じました。


■「JOYCAR」

山内西小6年 古賀(こが)陽稀(はるき)君

古賀 陽稀さんの作品「JOYCAR」
トラックの絵コンクール 武雄市山内西小6年 古賀陽稀君

 頑張(がんば)って描(か)いたので達成感(たっせいかん)がありました。最優秀賞(さいゆうしゅうしょう)が決(き)まったときは、お母(かあ)さんと一緒(いっしょ)に飛(と)び上(あ)がって喜(よろこ)びました。遊園地(ゆうえんち)に見立(みた)てたトラックで、カラフルに色(いろ)づけしたり、立体的(りったいてき)に見(み)せたりして明(あか)るい印象(いんしょう)を心(こころ)がけました。



=審査講評= 細(こま)やかなところまで表現(ひょうげん)されており、それらを画面内(がめんない)に巧(たく)みに配置(はいち)することで遊園地(ゆうえんち)の奥行(おくゆ)きや広(ひろ)がりまでしっかりと描(えが)いている素晴(すば)らしい作品(さくひん)で、きっと普段(ふだん)から、本作(ほんさく)のような絵(え)をたくさん描いているということが伺(うかが)えます。まさに非(ひ)の打(う)ちどころがない力作(りきさく)です。


■「ぼくのじまんのトラック」

弥生が丘小2年 牟田(むた)颯気(そうき)君

牟田颯気さんの作品「ぼくのじまんのトラック」
牟田颯気君

 海(うみ)や魚(さかな)が好(す)きなので、伊勢(いせ)エビで海の中(なか)を探検(たんけん)したいと思(おも)いつきました。伊勢エビのモデルは家(いえ)にあったぬいぐるみで、トラックの中にはレストランや図書室(としょしつ)もあります。まわりにはダイオウイカやウナギなど好きな生物(せいぶつ)を描(えが)きました。入賞(にゅうしょう)できてうれしかったです。

 


=審査講評= まず、とても楽(たの)しい絵(え)だなと感(かん)じます。登場(とうじょう)しているエビやイカも細(こま)かく描(えが)かれ、よく観察(かんさつ)したのだろうと思(おも)いました。また、描かれている人物(じんぶつ)もみんな笑顔(えがお)で、それがこの作品(さくひん)を楽しいものにしています。高(たか)い観察力(りょく)で海(うみ)の生物(せいぶつ)を自分(じぶん)のものにしていて、それを描く力(ちから)がずば抜(ぬ)けていると感じました。絵(え)の具(ぐ)と色鉛筆(いろえんぴつ)を上手(うま)く使(つか)い分(わ)けており、集中(しゅうちゅう)して描いたことが伺(うかが)えました。


■「夢の楽しいトラック 音楽隊」

諸富北小5年 井手(いで)結惟(ゆい)さん

井手 結惟(いで ゆい)さんの作品「夢の楽しいトラック 音楽隊」
諸富北小5年 井手結惟さん

 トラックの中(なか)に音符(おんぷ)や楽器(がっき)、いろいろな花(はな)を描(えが)きました。道路(どうろ)をピアノの鍵盤(けんばん)にして描いたところが工夫(くふう)した点(てん)です。音楽(おんがく)が嫌(きら)いな人(ひと)でも音楽の楽(たの)しさを知(し)ってほしいという気持(きも)ちを込(こ)めています。絵(え)はあまり自信(じしん)がなかったので、受賞(じゅしょう)した時(とき)は驚(おどろ)きました。

=審査講評= 絵(え)の中(なか)から音楽(おんがく)が聞(き)こえてくるような、リズムまで感(かん)じられるような作品(さくひん)で感動(かんどう)しました。また、鍵盤(けんばん)の上(うえ)を走(はし)るトラックや周(まわ)りの登場物(とうじょうぶつ)も細部(さいぶ)まで描(えが)かれていて、観察力(かんさつりょく)の高(たか)さ、5年生(ねんせい)らしい巧(たく)みさを感じた作品です。


■「にぎやかな空気を運ぶトラック」

南波多郷学館1年 前田(まえだ)蒼智(そらち)君

前田蒼智さんの作品「にぎやかな空気を運ぶトラック」
南波多郷学館1年 前田蒼智君

 トラックの中(なか)には、僕(ぼく)が知(し)っている世界(せかい)がまるごと入(はい)っています。僕の家(いえ)の横(よこ)には福岡(ふくおか)のおばあちゃんの家があって、その後(うし)ろにはピラミッド。空(そら)も海(うみ)も太陽(たいよう)も雲(くも)もあって、家族(かぞく)で暮(く)らしています。賞(しょう)をもらったと聞(き)いて、自分(じぶん)のことを、すごいと思(おも)いました。

=審査講評= 登場人物(とうじょうじんぶつ)の表情(ひょうじょう)が非常(ひじょう)に朗(ほが)らかで素晴(すば)らしい。また、描(えが)かれている線(せん)に勢(いきお)いがあり、集中(しゅうちゅう)して描いたことが伺(うかが)えます。楽(たの)しみながら熱心(ねっしん)に集中して描かれたのでしょう。虹(にじ)の描き方(かた)など、一生懸命(いっしょうけんめい)、絵(え)の具(ぐ)の使(つか)い方を工夫(くふう)しながら取(と)り組(く)んだことが伝(つた)わってきました。絵(え)の全体(ぜんたい)の雰囲気(ふんいき)は明(あか)るく、のびのびとしており、申(もう)し分(ぶん)のない作品(さくひん)だと思(おも)います。


■「うちゅうのトラック」

赤松小4年 豊増(とよます)心愛(ここあ)さん

豊増心愛さんの作品「うちゅうのトラック」
豊増心愛さん

 1年(ねん)ぐらい前(まえ)から宇宙(うちゅう)に興味(きょうみ)を持(も)ち、テーマにしました。宇宙の本(ほん)を読(よ)み返(かえ)し、日本(にほん)地図(ちず)も見(み)ながらかき進(すす)めました。水色(みずいろ)、青色(あおいろ)、灰色(はいいろ)を主(おも)に使(つか)い宇宙らしさを表現(ひょうげん)し、作品中(さくひんちゅう)の宇宙人(じん)の表情(ひょうじょう)の違(ちが)いや地球(ちきゅう)、土星(どせい)をタイヤにするなど細(こま)かいところまで工夫(くふう)しました。

=審査講評= 宇宙(うちゅう)に飛(と)び出(だ)したトラックの様子(ようす)だと思(おも)います。宇宙をモチーフにしていますが、絵(え)はとても明(あか)るく素敵(すてき)です。登場物(とうじょうぶつ)もそれぞれに勢(いきお)いを感(かん)じられますが、それをうまく画用紙内(がようしない)にまとめてあると思います。トラックの中(なか)の宇宙船(うちゅうせん)、宇宙人(じん)、お月(つき)様(さま)なども細(こま)やかに楽(たの)しげに描(えが)かれており、宇宙でトラックが楽しい表情(ひょうじょう)を見(み)せているところに感心(かんしん)しました。

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