完成した町内職人特製のきり箱と布小物

 皇位継承に伴う皇室行事「大嘗祭(だいじょうさい)」に、佐賀県からは基山町産米「夢しずく」1・5キロが町内職人特製のきり箱に収められ、10月中旬に宮内庁に納入される。

 担当する産業振興課の上田智子係長(46)によると、箱の素材や形状には指定がない。「地元の子どもたちが田植えし、稲刈りをしたお米。箱も町内の人の手で完成したい」と思い立った。きり箱制作は、建具を専門にする長野木工所に依頼。玉手箱のような形で、ろう引きによるしっとりとした艶感ある箱に仕上げた。さらに、精米を入れる袋と箱を包むちりめんの風呂敷は、ハンドメイド雑貨店TSUKURUが担当。箱にぴったりの見た目やサイズ感にこだわった。

 県内からは精米のほかに特産品として、レンコン、ミカン、茶、キュウリ、のりの5品目が納められる。(地域リポーター・江藤裕子=基山町)

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