多久市の荒瀬弘之副市長(中央)に募金を贈った大谷晋二郎(左)、岩﨑永遠の両選手=多久市の天山多久温泉タクア

リング上のレスラーに、立ち上がって声援を送る子どもたち=多久市の天山多久温泉タクア

 8月末の豪雨で家屋の浸水や土砂崩れなどの被害を受けた多久市で8日夜、復興支援を掲げた観戦無料のプロレス大会が開かれた。6月に同市で試合を行ったレスラー6人が再訪。何度も倒されながらも屈強な相手に立ち向かい「一緒に頑張ろう」とのメッセージを送った。

 親子連れなど約300人が会場に集まり、歓声を上げた。6月に続いて観戦した人も多く、試合後、お目当てのレスラーに写真やサインをせがむ子どもたちもいた。

 大会を開いたプロレス団体「ZERO1(ゼロワン)」代表の大谷晋二郎さん(47)は「子どもたちの未来のために、苦しい時こそ立ち上がろう」と呼び掛け、全国各地で募った支援金7万円を多久市の荒瀬弘之副市長に手渡した。

 団体に所属する他のレスラー6人は同日、大町町でボランティア活動に参加し、浸水した家の片付けを手伝った。6月の試合を企画した多久市商工会青年部長の眞﨑久司さん(38)は「団体の心意気がうれしかった。目を輝かせて喜ぶ子どもたちの姿に元気をもらった」と話した。

 ゼロワンは13日午後3時から、佐賀市大和町の肥前国庁跡でも観戦無料の大会を開く。

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