1日に初めて開かれた上峰町総合教育会議。英語教育の強化など本年度の事業で意見を交わした=三養基郡上峰町役場

◆小学校の教科化見据え

 三養基郡上峰町は1日、2020年度から「英語」が小学校の教科となる予定を受け、小学生を対象にインターネット使った1対1の英会話教育に取り組む方針を明らかにした。語学学習に欠かせない会話量を増やし、国際的に活躍する人材育成につなげる。

 法改正で本年度から首長と教育委員会が協議する総合教育会議が設けられ、同日の初会合でICT(情報通信技術)を利活用する事業を説明した。

 上峰町は先進的英語教育事業として小学生の英語学習に力を入れる。英会話は、現在5、6年生で実施している外国語活動の一環で実施する。対象学年や時間数などは検討中で、今後、業者選定を進め、早ければ2学期から始める。

 授業風景の録画映像などを児童宅のテレビに配信し、家庭学習に役立てる。地方創生関連の国の交付金を活用し、事業費は1581万円。

 また、昨年度の中学1年生が3学期に取り組んだ放課後のオンライン個別補充学習を、中学3年にも拡大する。旧1年生へのアンケートで、95%が「よくわかった」「わかった」など肯定的な回答だったため拡充を決めた。

 英数を中心に民間塾が習熟度別のカリキュラムを用意し、中3では公立高校入試も視野に入れた学習を展開する。事業費は604万円。3年生は2学期から、1年生は3学期から取り組む予定。

 矢動丸壽之教育長は「ICT機器の利活用を町として工夫し学力向上につなげ、全国で活躍するグローバルな人材を育てることができれば」と期待を込める。

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