観光や農業振興に関する3議案について執行部の考えをただす議員役の生徒=基山町議場

 中学生が町づくりについて意見を交わす「基山町子ども議会」が5日、同町議場で開かれた。基山中の3年生13人が執行部側と議会側に分かれ、観光や農業振興に関する3議案を審議した。

 生徒のうち、4人が町長や担当課長など執行部、9人が議員を務めた。町長役の長野篤志さん(15)は「基山町に観光客を呼ぼう条例の制定について」「基肄城デー制定に関する条例の制定について」など3議案の提案理由を説明。担当課長役の生徒が議案について詳細を説明した。

 議案審議では、議員役の生徒が、観光客を呼ぼう条例の中で示された基山山頂まで設置するロープウエーについて「建設費はいくらになるのか」などと質問。執行部側は丁寧に説明し、採決では3議案とも可決された。

 長野さんは「議員の質問に対して即答することが難しかったが、自分の思いは伝えられた。きょう可決した議案を町に実現してもらえたら」と期待した。

 子ども議会は議会改革の一環で実施し、今回で3回目。模擬議会を通じて議会や行政の仕組みを学び、街の活性化や主権者教育につなげていくことを狙いとしている。町議13人は生徒たちのサポート役などを務めた。

このエントリーをはてなブックマークに追加