使用済みMOX燃料に関する県からの回答を批判する反原発団体のメンバー=県庁

 玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会(石丸初美代表)などは4日、玄海原発3号機(東松浦郡玄海町)から出る使用済みのプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料に関する山口祥義知事宛の質問書について、県からの回答を公表した。

 回答は9月25日付。質問書では、資源エネルギー庁の担当者が6月の裁判の会などとの意見交換で「使用済みMOX燃料はウランと同じくらいの発熱量になるのに300年以上かかる」と述べたとして、県が把握しているかを聞いた。県は300年という冷却期間について「九州電力や国からそのような内容の説明は受けていない」と回答した。

 保管するプールの耐用年数や長期にわたる冷却期間中の管理主体がどこかなども尋ねていたが、国や事業者の説明を引用する形での回答が多かった。

 同会は「来年にも使用済みMOX燃料が発生するのに無責任だ」などと批判している。

このエントリーをはてなブックマークに追加