「ドイツはマイスターの本場。職人の腕は見事なものでした」と高取忠彦さん(75)はドイツ・ツァイツ市での日本庭園修復作業をにこやかに振り返る。 7月下旬から8月上旬にかけて訪独した。課された主な使命は、自らが2003年に作庭した建仁寺垣(けんにんじがき)(竹垣)の修復だった。