総務省九州管区行政評価局は、三養基郡基山町の九州自動車道基山バス停について、管理をしている西日本高速道路(NEXCO西日本)九州支社に、利用者の利便性や安全性の向上を図るように改善意見を通知した。同社は3カ月以内に改善策を文書で回答する。

 行政評価局は、利用者から「バスを乗り換える際に利用する道路の安全性が確保されていない」などとする相談が寄せられたため、5~9月に現地調査や利用者への聞き取りを実施した。その結果、「歩行者通路のスロープが長く、手すりが設置されていないため高齢者が苦慮している」「進入防止柵の間隔が狭く、ベビーカーやキャリーバッグを持つ人の通行が困難」「乗り換えの際に通る町道が暗くて怖い」といった課題を確認した。

 これを受け、手すりの設置や進入防止柵の形状を改めるなどの改善意見を西日本高速に通知した。町道を管理する基山町や高速バス事業者を管轄する九州運輸局にも参考にしてもらうように連絡した。松田一也町長は「町だけでは対応できないので、NEXCOやバス事業者団体などと連携しながら、少しずつ改善していきたい」と話した。

 基山バス停は、九州道と大分道、長崎道が交差する鳥栖ジャンクションに近く、1日当たり820便の高速バスが停車する全国でも有数の乗り換え拠点になっている。

このエントリーをはてなブックマークに追加