佐賀市は2日、川副町の世界文化遺産「三重津海軍所跡」の屋内展示施設(ガイダンス施設)と、駐車場の移転整備に関する遺産影響評価書を国連教育科学文化機関(ユネスコ)に提出することを決めた。遺産に影響がない点を強調し、10月中旬に外務省を通じてユネスコ世界遺産センターに提出する。

 世界文化遺産周辺の大型開発などは、早めに情報を提供することをユネスコが登録時に勧告している。国や佐賀県などでつくる佐賀地区管理保全協議会が市役所で2日に開いた総会で、評価書案が承認された。

 評価書では、いずれの工事も海軍所跡の範囲外で、直接的な影響がない点を報告する。ガイダンス施設は遺産への理解を深めるとともに、海軍所跡の上に位置する駐車場を佐野常民記念館北側に移すことで遺産の保護強化につながると主張している。

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