多様な漢字の成り立ちや熟語を基に、命や人生について話したゴルゴ松本さん=佐賀市天神のアバンセホール

 里親制度の普及啓発を図る「さとおやフォーラム2019」が9月28日、佐賀市のアバンセで開かれた。全身を使った「命」のポーズで知られ、漢字研究を深めているお笑いタレントのゴルゴ松本さん(52)が「命の授業」と題し、漢字の成り立ちや熟語を基に人と人の関わりや心構えなどを話した。

 ゴルゴさんは「あいうえお」に始まり「ん」で終わる日本語を、「『愛』に始まり『恩』に終わる」と持論を展開。「女偏の漢字は257以上もあるのに男偏はゼロ。みんなの命は女の人から始まり、生んでくれた母や女の人を大事にしよう。『ありがとう』という言葉は自分に戻ってくるから、言い続けよう」と呼び掛けた。

 ゴルゴさんは8年ほど前から少年院などで「命の授業」の講演を重ねており、「千人に一人でも自分の人生を前向きに、やる気になってくれればと思って続けている。そういう思いの大人が一人でも増えてくれれば」と話した。

 フォーラムは県の委託を受けて里親支援機関「洗心寮」(基山町)が開き、約400人が参加した。県内の登録里親数は年々増え、3年前の約2倍となる140世帯。県中央児童相談所の壇浩市所長は「子どもの状況や特性に応じてさまざまな選択肢を増やすことが大切で、多くの方の登録を願っている」と話した。

 里親制度の問い合わせは同児童相談所、電話0952(26)1212。

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