セーリング成年男子470級 巧みな舵取りで5位に入賞した岡田奎樹(右)と吉永弘斗ペア=茨城県阿見町の霞ヶ浦特設セーリング場

 セーリング成年男子470級は、同競技の東京五輪代表に内定している岡田奎樹(トヨタ自動車)と、同じ唐津西高OB、吉永弘斗(大晴ガス)のペアが最終レースを終えた。大会直前に急きょペアを組んで本番に臨んだが、日本トップのスキッパー岡田が巧みな舵取りで上位に引っ張った。

 会場は日本で2番目に大きい湖の霞ヶ浦で、海に比べて風を読みにくい難コース。ほかの上位チームは長期間ペアを組んでいる上、事前に現地入りし、コースや風を研究していた。一方、佐賀県代表の2人は日程面で調整がつかず、ぶっつけ本番の大会となった。

 「水面の色が海と違って暗く、風の吹き方を見るのが難しかった」。“風を読む天才”と言われる岡田でもコース取りに苦戦。それでも、3日間6レースでコンスタントに上位に食い込んだ。

 順位は2日に発表となったが、現状で表彰台までは厳しい状況。岡田は「上を狙うチャンスはあったが生かせなかった。やっぱり悔しい」と唇をかんだ。8年ぶりの国体出場となった吉永は「ずっと岡田に助けてもらった。(岡田には)オリンピックの舞台で輝いてほしい」と後輩にエールを送った。

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