8月の豪雨で長崎自動車道の武雄ジャンクション(JCT)付近で地滑りが起き通行規制が続いている問題で、復旧に向けた検討委員会の第2回会合が9月30日、福岡市内で開かれた。武雄北方インターチェンジ(IC)-嬉野IC間が上り線を活用した対面通行となっているが、検討委では来年秋ごろまでに4車線通行の完全復旧を目指す方針を確認した。

 会合は非公開。西日本高速道路(NEXCO西日本)によると、今回の災害ではのり面を含めた山側が地滑りを起こしており、今後は大雨時に一帯の地層に地下水が過剰にたまらないよう水を集める集水井を2カ所設ける方針を確認。山側に鋼管くいを打設して地滑りを抑止し、のり面に長さ約4メートルの鉄筋を打ち込むなどして補強することを決めた。10月1日に検討結果を明らかにした。

 地滑りは縦約170メートル、幅約60メートルにわたり、上下線の計4車線の路面が押されて最大約1メートル隆起したのが8月28日に確認された。応急復旧を経て、9月10日から対面通行が実施されている。

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