順天堂病院の福嶋理事長(左)と水川町長(中央)から被災状況を聞く武田内閣府特命担当相=杵島郡大町町の順天堂病院

 武田良太防災担当相は24日、武雄市や杵島郡大町町の記録的大雨の被災地を視察した。佐賀県庁では県幹部らと意見交換し「全員が元の生活に戻れるまで、この災害は終わらない。政府、関係機関が一体となって取り組む」と述べた。

 武田氏は、武雄市と大町町の避難所や大町町の油流出の被害現場を視察した。油流出の被害現場では、周辺が冠水して一時孤立した順天堂大の福嶋博愛理事長と水川一哉町長が当時の状況や現状を報告した。

 県庁では坂本洋介副知事や多久市の横尾俊彦市長からこれまでの災害対応に関して説明を受けた。武田氏は改めて、激甚災害の指定見通しであることに触れ、「関係市町の首長は財政問題に不安を抱かず、どんどん復旧を進めてほしい」と促した。

 8月末、前防災担当相の山本順三氏が県を訪問した際、被災した中小企業の再建を支える「グループ補助金」の実施に前向きな見解を示したことについて、武田氏は記者団に対し、改めて「十分に採用すべきだと思う」と述べた。

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