佐賀県内は25日も積雪が続いたが、歩道に設置されたマンホールのふたの部分にだけは雪が積もっていない。事故防止のため、秘密の除雪機能でもあるのだろうか。
ムツゴロウの絵柄が描かれた佐賀市の下水道のマンホールふた。管理する市上下水道局によると、マンホールの中の下水道は地表の温度の影響を受けにくく、氷点下の地上より温かいため、その熱がふたに伝わり、雪を溶かすという。
電気など他のマンホールのふたも同様で、特に下水には風呂の湯なども含まれ、より温度が高いという。「数十年に1度」の記録的な寒気は、普段は見落としがちなマンホールの存在にも目を向けさせた。