子どもや青年たちが勇壮な棒術を奉納した災払=基山町多世代交流センター憩の家前広場

「どんきゃんきゃん」の愛称の由来となった鉦の音を響かせた鉦風流=基山町多世代交流センター憩の家前広場

みやき町 「どんきゃんきゃん」の愛称で親しまれている基山町の荒穂神社の大祭「御神幸(みゆき)祭」が23日、同神社周辺で行われた。同町多世代交流センター「憩の家」前広場に設置された御仮殿では、古くから伝わる伝統芸能が奉納され、町内外から詰めかけた来場者が郷土色豊かな祭りを楽しんだ。

 荒穂神社は基肄城が築かれた基山山頂に創建されたとされ、1千年以上前に編さんされた神社の一覧帳である「延喜式神名帳」にも記載されている。御神幸祭は秋の例祭として五穀豊穣(ほうじょう)などを願い、毎年秋分の日に開催されている。

 早朝から本殿で神事を行った後、行列を組んで約2キロ離れた御仮殿まで巡行。御仮殿では、約200人の氏子らがそれぞれの地区に伝わる伝統芸能を奉納した。伝統芸能は災払(さいばらい)、鉦風流、獅子舞、羽熊など8種類あり、それぞれそろいの衣装に身を包んで披露した。

 このうち災払では、鬼を模した衣装を着込んだ子どもたちやはかま姿の青年が、40手以上ある勇壮な棒術を披露。主に2人一組で迫力ある棒さばきを見せ、来場者から大きな拍手を受けた。鉦風流では「どんきゃんきゃん」の呼び名の由来となっている鉦の音を会場全体に響かせた。

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