ラップを巻いた皿に、ポリ袋で調理した料理を盛り付ける参加者=吉野ヶ里町の三田川健康福祉センターふれあい館

 ポリ袋で調理する「防災食講座」が17日、吉野ヶ里町三田川健康福祉センターふれあい館であった。約30人がわずかな道具と500ミリリットルほどの水だけでご飯や煮物、蒸しパンなど6品目を作り、災害が起きた時に備えた。

 管理栄養士の児島百合子さん(37)が講師を務めた。水道などライフラインが使えない状況を想定し、調理用具や食器などで洗い物が出ないようにポリ袋やラップを活用した。利用者は講師の指示のもと、乾物などの食材を混ぜ合わせたものや米をそれぞれポリ袋に詰め、ガスコンロで沸騰させた湯で袋ごと熱して調理した。盛り付けする皿もラップを巻いて使用した。

 参加した同町大曲の天野義範さん(82)は、「時間もかからず簡単。一度経験できてよかった」と満足気。同町吉田の浜砂ヤエ子さん(75)は「災害時に同じようにできるか分からないが、家で予行練習したい」と話した。

 講座は、吉野ヶ里町社会福祉協議会が介護予防のモデル事業の一環として実施した。

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