武雄市商工会の窯元が、被災した飲食店の支援するために提供した食器。24日から無償で配布される=北方町の武雄市商工会事務所

大雨で浸水被害を受けた飲食店を支援しようと、武雄市商工会の窯業部会(古賀末廣会長)が、被災した北方町の飲食店に食器を無償提供する。十数軒の窯元が皿や湯飲みなどを寄せ、24日から商工会の事務所で配布する。「1日も早い営業再開を」とエールを送る。

 北方町では国道34号沿いを中心に1メートル以上浸水し、丸1日水が引かなかった。全面的な内装工事が必要で営業再開に時間がかかる店も多いうえ、食器が割れたり、廃棄したりした店もあり、商工会が窯業部会に打診した。

 窯業部会は要請を快諾、窯元に呼び掛け、17日から3日間、商工会の山内事務所で受け付けたところ、十数軒が皿や酒器、小鉢などを寄せた。多数のそろいの湯飲みなどもあり、古賀会長は「数えてはいないが、100点以上を提供した窯元も多く、1千点は超えている。まだ提供する窯元もあり数はもっと増える」と話す。

 食器は北方町に商工会事務所の2階に並べられ、24日から飲食店組合や商工会会員の希望者に先着順で配布される。古賀会長は「事情を説明したら多くの窯元が賛同してくれた。この取り組みで元気づけることができれば幸いだし、復興して元気な北方をPRしてほしい」と話す。

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