年に1回、撮影ボランティアを行うむつごろうフォートス=鹿島市高津原の一本柿荘

   鹿島市の写真愛好団体「むつごろうフォートス」は毎年、福祉施設で撮影ボランティアを続けている。カメラの技術を生かした地域貢献で、同市高津原の一本柿荘の利用者ら20人を撮影。お気に入りの服を着てニコッと笑う表情を写真に納めた。

 12日の敬老会で、市内のヤマグチカメラSHOP店主の山口公彦さんが撮影した。デイサービスを利用する中村紀子さん(83)はワンピースを着て、アクセサリーを身につけて撮影に臨んだ。昨年撮影した分の写真は自宅のテレビ横に飾っているといい「明るい雰囲気で撮ってもらい、一番好きな写真になった」と振り返る。

 岩永利雄会長によると、設立当初からのボランティアで40年以上にわたり継続しており、一本柿荘での撮影は14回目になるという。岩永会長は「『うれしい』と喜んでもらえるのが何より」と話す。遺影になった写真もある。

 一本柿荘を運営する北島勝郎理事長は「緊張しながら、化粧をしたり、スーツを着たり…。利用者のみんなが、楽しい時間を過ごすことができて、ありがたい」と感謝した。

このエントリーをはてなブックマークに追加