高麗白瓷の作品などを展示している梶原靖源さん=有田町のギャラリー土の器・松永陶苑

古唐津のルーツを追求しながら独自の表現で作陶する梶原靖元さん(57)=唐津市相知町=の作陶展が21日、有田町のギャラリー土の器・松永陶苑で始まった。近年力を入れている高麗白瓷の新作など約100点を展示している。25日まで。

 古唐津研究会の会長を務め、毎年韓国の窯跡をめぐり、研究を深化させている。高麗白瓷(はくじ)は、泉山や天草の陶石に韓国の陶土カオリンを混ぜた作った白瓷に、青瓷釉をかけて焼き上げた。窯に置いた場所によって、釉薬が透明に近い色から青、緑、黄色と異なる色合いの盃(さかずき)や茶碗が並ぶ。「さまざまな色になるのが面白い。しばらくは挑戦したい」と梶原さん。

 岐阜県の志野焼で使われる原料を掘ってきて作った「唐津志野」や、国内で採れた天然の呉須を使った染付の器などもあり、訪れた人の目を楽しませている。

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