男子3年クロスカントリーを制した多久東部の笠原大輔=鹿島市陸上競技場

女子3年クロスカントリーで頂点に立った塩田の橋本奏=鹿島市陸上競技場

 緒方勝徳杯第17回中学生クロスカントリー選手権大会(佐賀陸上競技協会・佐賀新聞社主催)が21日、鹿島市陸上競技場クロスカントリーコースであり、男子3キロ、女子2キロの学年別6部門で約200人が競った。3年男子は笠原大輔(多久東部)が9分27秒、同女子は橋本奏(塩田)が6分54秒で頂点に立った。

 2年男子は太田宗一郎(神埼)が9分59秒、同女子は中島遥音(多久東部)が7分8秒で制した。1年男子は山崎亮汰(武雄)が10分37秒、同女子は園田心胡(多久中央)が7分17秒で優勝した。

 開会式では佐賀陸上競技協会の白水克明副会長が「駅伝に向けて頑張る気持ちを持ち、楽しんで走ってほしい」とエールを送った。

強気に攻め2位に大差橋本

 ○…3年女子の部は橋本奏(塩田)が6分54秒で、1年時に続いて頂点に立った。「めちゃくちゃうれしいです」と橋本は声を弾ませて喜んだ。

 号砲と同時に勢いよく先頭に飛び出すと、後続を引き連れて競技場を出た。「なるべく後ろと差をつけよう」。強気の走りで2位以下をぐんぐんと突き放した。「自分との戦い」になってもスピードは落ちず、終盤の上り坂でやや苦しんだものの、2位に21秒の大差をつけてゴールに飛び込んだ。

 昨年は台風で大会が中止となり、3年連続優勝の夢は絶たれたが、2年越しの“連覇”に満面の笑みを浮かべた。

 駅伝に向けて幸先の良いスタートを切った橋本。「昨年に続いて男女そろって全国に行きたい」と、全国中学校駅伝大会への意気込んだ。

勝負どころ見極め加速笠原

 ○…ジュニアオリンピック県代表選考会や県中学総体を制した笠原大輔(多久東部)が、9分27秒で3年男子クロスカントリーでも優勝した。笠原は「連勝していて絶対に負けたくなかった」と勲章の汗を拭った。

 スタート直後は先頭集団で様子をうかがったが、1キロ地点前で先頭に躍り出た。競り合っていた2位の選手との距離が気になり、「負けるかもしれない」と不安になったと言う。しかし、競技場へと続くカーブで差が開いているのを確認すると、「ここでラストスパートをかけよう」と一気に加速。初出場ながら優勝をもぎ取った。

 笠原は10月に神奈川県で開かれるジュニアオリンピックに出場する。「この記録ではまだトップにはいけない。毎日の練習を頑張りたい」と前を見据えた。

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