ラグビー日本代表が自国開催のワールドカップ(W杯)の開幕戦に臨んだ20日、佐賀県内の指導者やファンも勝利を喜び、大会の盛り上がりや今後の競技普及に期待を寄せた。

 前回大会で大活躍した五郎丸歩(ヤマハ発動機)や、2003年と07年に日本代表だった山村亮(同)らを佐賀工業高校時代に指導した同校総監督の小城博さん(69)は、スタジアムで日本の勝利を見届けた。「これまでのラグビー人生で、これだけ多くのお客さんが代表のユニホームを着て応援しているのを初めて見た。指導者の一人としてうれしいし、ありがたい」と感慨深げだった。

 後半から途中出場し、勝利に貢献した田中史朗、坂手淳史の両選手は昨年9月、佐賀市で開かれたジャパンラグビートップリーグに出場。その試合後に中央本町のバー「キサックBANKO」を訪れている。

 店主の山内哲朗さん(71)は店内でW杯初戦のテレビ中継に見入りながら声援を送り「きょうは田中選手が入ってから日本らしいラグビーに変わった」とたたえた。山内さんは市内の佐賀ジュニアラグビークラブで、1981年の発足当初からジュニア世代の育成に携わっており「(W杯が)ラグビーって楽しそう、と思うきっかけになれば」と話した。

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