高校生を前に出前授業をする水田常夫さん=鳥栖工高

 鳥栖商工会議所のメンバーが高校生に自らの歩みなどを語る「高校出前授業」が17日、鳥栖市の鳥栖工高で開かれた。最中(もなか)で知られる菓子店「水田屋」の水田常夫社長(51)が「何をしたいかなど、まず自分の立ち位置を見極めて」と助言した。

 講演テーマは「チャレンジと出会い」。水田さんは大学卒業後、大手企業に就職し、社会経験を積んだ。家業を継ぐ前には、ためていた200万円を使い、半年かけて香港からポルトガルまで陸路で旅した挑戦なども語った。

 進路選択の助言として、その旅を踏まえ「地図を見るとき、最初に今、自分がどこにいるかを見てから行く先を考える。それと同じように、今、自分がどこに立ち位置があるかを見つめて」と述べた。その上で「経営者、技術者などそれぞれのゴールを決め、そのゴールに向かうルートを自分で選ばなければならない」とアドバイスした。

 来年就職活動をする2年生237人がメモを取りながら聞き入り、代表で生徒会副会長の黒田滉貴こうきさんが「今日の話を生かして進路について考えたい」と謝辞を述べた。

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