佐賀県は19日、県内がインフルエンザの流行期に入ったと発表した。県によると、9~15日の1週間で定点医療機関当たりの患者報告数が1・56となり、国が流行開始の目安とする1・0を上回った。県が流行期に入るのは過去10年間で最も早く、昨年よりも3カ月早い。県は石けんを使ったこまめな手洗いや十分な栄養や休養を取るなど感染予防を呼び掛けている。

 県健康増進課によると、9日からの1週間で県内39の定点医療機関からの患者報告数が前週の13人から61人に増加した。保健福祉事務所別では佐賀中部が14人、唐津15人、鳥栖3人、伊万里5人、杵藤24人。鳥栖を除く4保健所管内で定点当たりの患者報告数が1・0を超えた。迅速検査キットで検出されたウイルスはA型50人、B型11人。

 例年、流行期に入るのは12月ごろで、1月中旬から2月にかけてピークを迎える。10月1日から予防接種が始まるが、健康増進課は「想定よりも早く流行期に入り、まだワクチンが届いていない」とし、「予防の手だては手洗いなど普段からできることしかない。今から気をつけてほしい」と話す。

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