赤羽一嘉国土交通相は17日、豪雨災害の視察で佐賀県の山口祥義知事と県庁で意見交換した際、九州新幹線長崎ルートの未着工区間(新鳥栖―武雄温泉)の整備問題に言及しなかった。赤羽氏は記者団に「新幹線の件は別途考えたい。(知事との会談について)スケジュール感は持っていない」と述べた。

 赤羽氏は11日の就任会見で、長崎ルートを巡り、山口知事との会談を望む発言をした。17日の意見交換では災害時の交通インフラの話題が出たものの、国交省が災害に強いとアピールしている新幹線には言及しなかった。終了後、赤羽氏は「就任会見の時(長崎ルートの)当事者の話を聞いたことがないし、そういう場をつくらねばならないと考えた」とし、「(佐賀県が)これだけ大変な状況なので、災害に絞って来させていただいた」と強調した。

 意見交換に先立ち、山口知事は県議会一般質問で「赤羽大臣は素直に(佐賀県の)意見を聞きたいのだと受け止めている。タイミングをみて直接会い、県の思いをしっかりと伝えたい」と答弁した。

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