写真を1枚ずつ並べて乾かす作業にあたるボランティア=武雄市北方町の旧北方支所

 大雨による浸水でぬれたり汚れたりした「被災写真」を洗ってきれいにするボランティアが16日、武雄市の旧北方支所で活動した。写真に残る思い出を守る支援で、山口県の団体が無償で取り組んでいる。写真は、ぬれた状態では傷みやすく「早めに乾燥させる必要がある」と話している。

 団体は「りす会山口(金子寿徳代表)」。東日本大震災を契機に活動を始めた。昨年の西日本豪雨などでも支援に入り、家族写真や旅行写真など約6万枚を洗って持ち主に返してきた。

 写真を持ち込んだ武雄市内の女性(49)は自宅が床上浸水、娘が小さい時の運動会や卒業式の写真も漬かった。「だめかもしれないけど、何とかならないか」と望みを託した。ボランティアは、写真を台紙から取り外して並べ、乾燥させる作業を行った。

 今後は、拠点がある山口県で作業を進め、年度末をめどに持ち主に返送する。元に戻せない写真もある。受付は事前に電話して詳細を確認する。問い合わせは担当の吉田さん、090(3329)2773(土日問わず、午前11時から午後2時まで受け付けている)。

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