トヨタ紡織九州-福岡 後半29分、終了間際の速攻からトヨタ紡織九州のルーキー岩見(中央)が決めて28-14とする=福岡市のアクシオン福岡

 第44回日本ハンドボールリーグ第6週最終日は16日、福岡市のアクシオン福岡などであり、トヨタ紡織九州レッドトルネード(神埼市)はゴールデンウルヴス福岡(福岡県)に28-14で快勝した。通算成績は4勝2分け2敗(勝ち点10)で6位。

 前半、トヨタ紡織九州は7分までに得点を奪えない苦しい立ち上がりになった。中盤以降は3度の連続得点などでリードを奪い、12-10で折り返した。後半は堅い守りを取り戻して4失点にとどめた。相手攻撃のミスから速攻につなげ、荒川蔵人の速攻などで12連続得点を挙げ、勝負を決めた。

 トヨタ紡織九州は第7週第1日の21日午後2時から、神埼市の神埼中央公園体育館でトヨタ自動車東日本(宮城県)と対戦する。

 

男子

 トヨタ紡織九州(4勝2分け2敗)28(12―10、16―4)14ゴールデンウルヴス福岡(8敗)

 大同特殊鋼(7勝1分け)32(16―10、16―11)21琉球コラソン(8敗)

 豊田合成(5勝2分け1敗)36(20―11、16―10)21北陸電力(2勝6敗)

 トヨタ自動車東日本(5勝3敗)26(10―11、16―10)21大崎電気(7勝1敗)

 トヨタ車体(5勝1分け2敗)32(16―16、16―13)29湧永製薬(2勝6敗)

 

「エンジンかかった」-後半本領、12連続得点

 格の違いを見せつけた。トヨタ紡織九州レッドトルネードは攻守がかみ合った後半に躍動し、今季リーグ初参戦のゴールデンウルヴス福岡にダブルスコアで大勝。ベンチ入りの16選手全員を起用した金明恵(キム・ミョンヘ)監督は「エンジンがかかるのが遅かったが、全員でしっかり戦ってくれた」と評価した。

 2点リードで前半を折り返したハーフタイム。今季7戦全敗の相手に苦戦を強いられた選手たちは「自分たちの実力を出し切ろう」と気合いを入れ直した。守備で鋭い寄せを取り戻すと、後半はわずか4失点。攻めては、相手のミスにつけ込んだ速攻で、2分以降に12連続得点を奪う猛攻を見せた。

 今季初の連戦となり、前半は攻守で連係のずれも見られた。指揮官は試合前から出場可能な全メンバーの起用を想定し、状況に応じて選手を入れ替えた。清家卓也、岩見海里の両ルーキーにも待望のリーグ戦初得点が生まれるなど、チームの層の厚さを示した。

 10チームの3回戦総当たりで行われるリーグ戦は21日のトヨタ自動車東日本戦で一巡する。その相手とは昨季、1勝1分け1敗の五分で、この日チーム最多の7得点を挙げた荒川蔵人主将は「(4強入りに向けた)一番のライバルだと思っている。100パーセントの準備で臨みたい」とホームでの必勝を誓った。

 

談話

 清家卓也(リーグ戦初出場で初得点) いつも通りやろうと思っていたが、コートに立つとこれまでと違う独特の雰囲気を感じた。先輩たちも喜んでくれてほっとした。

 岩見海里(リーグ戦出場3試合目でうれしい初得点) 家族が応援に来ている中、訪れたチャンスをしっかり決められて安心した。みんなと同じ位置に立てた。

このエントリーをはてなブックマークに追加