横尾俊彦多久市長からお祝い状を受け取る閉籠壽子さん=多久市

 「敬老の日」の16日までに、佐賀県内の各地で長寿を祝う催しなどが開かれた。厚生労働省が13日発表した集計によると、県内の100歳以上の高齢者は633人。多久市では14日、横尾俊彦市長が本年度で100歳になる市内のお年寄り9人の自宅や入所施設を訪れ、祝い状や花束を贈った。

 このうち、多久市の宅老所で過ごす閉籠壽子(とじこ・ひさこ)さんは、大正8(1919)年10月生まれ。ミカンやコメを栽培する北多久町の農家に嫁ぎ、4男1女に恵まれた。孫は11人、ひ孫は20人いるという。

 長女の高塚富子(よしこ)さん(69)=北多久町=は「昔から頑張り屋で、朝早くから仕事をしていた。優しくて怒られた記憶もない」と思い出を振り返った。横尾市長から長生きの秘けつを聞かれた壽子さんは「くよくよせんで、何でも食べること」と答えた。

 この日は富子さんら家族5人が祝福に駆け付けた。壽子さんは「おかげさまで長生きさせてもらった。こがん、うれしかことはなか」。家族と記念写真を撮影する際も「ありがとう」と何度も口にし、両手を合わた。

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