新曲「TOKYO迷子」をPRする藤井香愛=佐賀市のどんどんどんの森

 歌手の藤井香愛(かわい)(31)が7月に発売した新曲「TOKYO迷子」(徳間ジャパンコミュニケーションズ)のPRで佐賀新聞社を訪れた。好きな人に会えず、にぎやかな都会にいるのに感じる孤独感を、持ち前の低音とハスキーボイスで歌い上げる。

 東京都中野区出身の藤井は小学2年生からボイストレーニングに励み、ヒット曲だけでなく、山口百恵らの歌謡曲や演歌も聴いて育った。ギャル系雑誌の読者モデルを務めた経験を持ち、プロ野球・東京ヤクルトスワローズ公認のパフォーマンスユニットでメインボーカルとしても活動した。

 20代半ばで所属事務所を辞め、不動産会社で5年間アルバイトをしながら、歌を続けていくか悩んだことも。ネイリストになる夢をかなえた親友に励まされ、2017年に挑戦したオーディションでファイナリストに残ってチャンスをつかみ、昨年7月「東京ルージュ」でデビュー。カラオケのガイドボーカルを100曲以上担当するなど歌唱力に定評がある。

 昭和の香りが漂うメロディーに乗せ、好きな人に会えない切なさを歌う新曲。サビは「好きよ 好きよ くるおしく その胸に おぼれたい」と感情をぶつけるように熱唱する。

 藤井は「若い人たちが歌える、新時代の歌謡曲を歌うことが目標。東京をテーマとした歌でアピールしていきたい」と意欲的に話す。

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