高圧洗浄機など道具を使い、床の柱をきれいにする学生たち=杵島郡大町町

 国士舘大学の学生と職員の13人は12、13の両日、8月の豪雨で被災した多久市と大町町でボランティア活動を行った。学生たちは講義で防災について学んでおり、学習を生かして現地の支援につなげた。

 同大学では、学生の教育と被災地支援の二つの観点から、東日本大震災など大規模な自然災害の被災地に学生ボランティアを派遣してきた。今回集まったメンバーは1~3年の9人で、将来は救急救命士や消防士を目指している。

 13日は、大町町の民家で油が付いた床板や柱を洗った。汗ばむ暑さの中、学生たちは一つ一つの作業を丁寧に進めた。現場には、ほかに学生ボランティアや企業の社員らもいた。

 鹿児島県の奄美大島出身で副リーダーの3年上原美優さん(20)は「地元で豪雨災害が起きたとき、ボランティアに来てもらいありがたかった思い出がある。油を除去するため、同じ作業を何度も繰り返すのが大変だった」と話した。

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