山口祥義知事に全国優勝を報告した佐賀清和高の才川陽妃さん(奥)=佐賀県庁

 7月末に東京で開かれた「第66回NHK杯全国高校放送コンテスト」の朗読部門で優勝した佐賀清和高3年の才川陽妃はるひさんが9日、佐賀県庁を訪れ、山口祥義知事に優勝を報告した。才川さんは「優勝を目標にしていた。本当にうれしく、大きな糧になった」と喜んだ。

 才川さんは昨年、4位に当たる優良賞だった。3年生となり、後輩指導も忙しくなる中「小さな時間を見つけ、家での練習を欠かさなかった」という。決勝では「ホールに立つと緊張したが、仲間を見てほぐれた」と力を発揮し、全国5393人の頂点に立った。

 県勢5年ぶり3人目の快挙に山口知事は「名前がずっと残る。本当におめでとう」とたたえた。知事のお気に入りの一冊「二番目の悪者」を手渡し、才川さんに即興の朗読を要望。才川さんが快く引き受けて読み上げると、山口知事は「美しい声で引き込まれそうだった」と述べた。

 8月に県内で初めて開かれた全国高校総合文化祭では、審査員特別賞を受賞した才川さん。「放送ができる大学に進み、表現やコミュニケーションを学びたい。将来は声を使った仕事ができれば」と笑顔を見せた。

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