「Ikenobo花の甲子園」の全国大会に出場する唐津南高茶華道部の3人。左から野﨑奈那さん、吉松樹香さん、川添真央さん=唐津市の同校

大会で2位だった早稲田佐賀高の茶華道部の3人。左から松原菜々子さん、鉈落彩さん、岡﨑真央さん(提供)

 高校生が生け花の腕前を競う「Ikenobo花の甲子園」の九州北大会が7日、福岡市であり、唐津南高の茶華道部が4連覇を達成した。将来の夢を表現した作品で10校の頂点に立った。11月に京都府で開かれる全国大会に向けて、早速準備を進めている。

 地区大会には福岡県から7校、佐賀県から3校が出場した。3人一組で1人1作品を手掛け、完成度や花を生ける所作、紹介発表などを競う。今年から主催者が決めたテーマ(今回は「私の未来」)に沿って制作するルールが追加された。

 メンバーはいずれも初出場で、3年の吉松樹香(このか)さんと2年の川添真央さん、1年の野﨑奈那さん。3人は「テーマの解釈の仕方が難しかった」と振り返る。顧問の西村真紀教諭と話し合い、将来の夢を表すことに決めた。

 動物園の飼育員を目指す吉松さんは、命への感謝を作品に込めた。授業で育てた牛を赤い花で表し、その牛が食べていた稲で周りを取り囲んだ。稲は扱いが難しく、「穂の垂れ具合を調整するのに苦戦した」と話した。川添さんは保育士の夢を、野﨑さんは子どもに生け花を教える夢を作品で描いた。

 同校は2009年の第1回大会で全国大会優勝を飾ったが、ここ最近は表彰台から遠ざかっている。全国大会のテーマは「私たちのふるさと」。3人はすでに創作に取りかかっており、「上位を目指す」と燃えている。

 2位には、早稲田佐賀の茶華道部(1年松原菜々子さん、2年鉈落=なたおち=彩さん、1年岡﨑真央さん)が入った。

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