和やかな雰囲気でウォーミングアップするMFクエンカ(中央)ら選手たち=鳥栖市北部グラウンド

 サッカー・J1サガン鳥栖はリーグ戦第26節の14日午後7時から、大阪府吹田市のパナソニックスタジアム吹田でガンバ大阪と対戦する。9位から16位までが勝ち点4差にひしめき合っており、1差の14位G大阪に勝てばJ2降格圏から抜け出せる。なんとしても勝ち点3が欲しい。

 鳥栖は通算成績8勝3分け14敗(勝ち点27)で16位。残留を争うライバルとの直接対決となった前節・仙台戦は、FW金崎が後半に2得点を挙げて逆転勝利を収めた。順位を上げることはできなかったが、下位チームとの勝ち点差は一気に詰まった。

 対するG大阪は6勝10分け9敗(勝ち点28)の14位。5試合連続で引き分けた後、前節は横浜Mに1―3で敗れるなど、勢いに乗れていない。それでも、個々の能力は高い。特にFWパトリックは身長189センチの高さと強さが武器で、相手の背後を突く動きにも警戒が必要だ。

 鳥栖はシーズン序盤、得点力不足に苦しんだが、第19節・鹿島戦以降は毎試合得点を挙げるなど攻撃の質を向上させた。一方で、第18節・川崎戦以降は全試合で失点している。金明輝(キン・ミョンヒ)監督は「戦術の問題以前に、個人のプライドやプロとしての意識の問題がある。そこを改善するため、1対1で負けないような練習に取り組んだ」と話した。

 今節戦うG大阪との勝ち点差はわずかに1で、次節(28日)は4差の浦和と対戦。GK高丘は「この2~3試合の勝敗が残留争いを左右する」と重要性を認識しつつ、「大事な試合にはなるが、(気持ちは)入れ込みすぎず、緩みすぎず、いいバランスで試合がしたい」と冷静さも忘れない。

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