羽田からの深夜便で到着した利用客=8月9日午後11時半ごろ、佐賀市川副町の佐賀空港

 佐賀県は全日空(ANA)がお盆期間中の繁忙期(8月9日~18日)に運航した佐賀空港と羽田空港を結ぶ深夜便の搭乗率が約50%だったと明らかにした。佐賀空港に降り立つ便は全て、福岡県柳川市の要望に沿って上空を飛ばない着陸経路を用いたという。

 県空港課によると、計10往復の搭乗率が約50%だった。期間前半の利用客が多く、羽田発の便が佐賀発の便に比べて搭乗率が高い傾向にあったという。期間中の台風の影響で、利用する便を変える動きもあった。

 着陸の際は全て衛星利用測位システム(GPS)による航法を用いた。内訳は西側から8回、東側から2回で、柳川市がある東側からの場合も有明海上空を旋回したという。

 柳川市は「深夜便は西からの離着陸が原則だが、やむを得ない場合は東側でも構わないとしている。ほぼ、市の意向に沿った形になった」と評価した。

 県空港課は「羽田からの2次アクセスの周知がうまくいかなかったことなど課題もある。対応を検討し冬ダイヤの期間増便につなげ、6便化へのステップにしたい」と話す。

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