多久市立病院(多久市多久町)と小城市民病院(小城市小城町)の統合計画で、多久、小城の両市は12日、新しい統合病院を多久市東多久町に建設することに合意した。両市長が同日、建設費や運営費に関する両市の負担割合などを定めた6項目の覚書を締結した。

 建設費(土地取得費を含む)は多久市が9割、小城市が1割を負担する。運営費は開院後2年間は両市で折半し、3年目以降は前々年度に受診した両市民の割合で決める。現金や預金残高が経営の安定に必要な水準を下回った場合は、多久市が全額を補てんする。

 両市や医師会などで構成する検討委員会が8月末に建設地を選定して以降、両市で覚書の内容を協議してきた。多久市の負担割合が大きい点について市の担当者は「選定の過程でも、地元が多く負担するという議論をしてきた」と話した。

 新病院は2025年4月までの開院を目指し、来年以降に診療科目や病床数などを定めた基本計画を策定する。

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