赤羽一嘉国土交通相は11日、首相官邸での就任会見で、九州新幹線長崎ルートの未着工区間(新鳥栖―武雄温泉)のフル規格での整備方針に佐賀県が反発していることを踏まえ、「佐賀県知事に面会し、話を聞きたい」と述べた。

 赤羽氏は新幹線整備について「通過する地域と、そうでない地域でいろいろと意見があると承知している」と話し、佐賀県と長崎県の立場が異なるとの受け止めを示した。「大臣に任命された以上、佐賀県知事に面会し、話を聞かせていただきながら知恵を出すよう頑張っていきたい」とも述べ、フル規格での整備を求める与党方針に反発している山口知事と直接、面会したいとの意向を示した。

 「基本的には平成27年(2015年)1月の政府・与党申し合わせを踏まえて予定通り進めていければと思っている」とも述べたが、申し合わせは政府・与党が既に導入を断念した「フリーゲージトレイン(軌間可変電車)の技術開発の推進」を前提にしている。

 一方、河野太郎防衛相は11日の就任会見で、自衛隊輸送機オスプレイの佐賀空港配備計画に関し「現地の県や市、漁協の方々に説明していくことになると認識している。詳しいことは調べます」と話した。佐賀県を訪問する考えがあるか問われると、「どこかの段階で行きたいとは思っている」と述べるにとどめた。

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