講演で特殊詐欺事例を紹介する薬袋信司弁護士=佐賀市の佐賀県弁護士会館

 特殊詐欺など消費者被害防止を目指すシンポジウムが8月31日、佐賀市の佐賀県弁護士会館で開かれた。消費者問題の第一線で活躍する薬袋(みない)真司弁護士が講演。約50人が参加し、高齢者の被害防止に向けた取り組みなどを学んだ。

 薬袋さんは高齢者の被害防止について、消費者トラブルの情報を伝えて注意を促すことや、異変に気付いた時は、配慮ある言葉で声を掛けることが早期発見につながると説明した。こうした取り組みは「地域がチームプレーで行うことが効果的」と話した。

 久留米市の公務員女性(30)は「地域で見守りができているのか気になった。勉強していきたい」と話し、佐賀市の今泉照代さん(69)はニセ電話詐欺の対策に触れ、「在宅時も留守番電話に設定しようと思った。自衛しないと」と気を引き締めた。

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